エアアジア・ジャパン、航空運送事業の許可を申請 2016年春に名古屋/中部拠点に就航へ

トニー・フェルナンデス

エアアジア・ジャパンは、中部国際空港を拠点として2016年春に国内・国際線に参入すると発表した。7月21日、航空運送事業の許可を申請した。

エアアジア・ジャパンの小田切義憲最高経営責任者(CEO)は、「新生エアアジア・ジャパンにとって大きな一歩を踏み出したことを大変嬉しく思う。楽しく気軽にご利用いただける移動手段としての第一歩を築いて参ります。アジア最大のネットワークを展開するエアアジア・グループの一翼を担う航空会社として、国内線のみならず、アジアを中心とした国際線にも積極的に路線展開を進め旺盛な訪日需要を取り込むとともに、日本の航空会社として、海外に対して元気のある日本とその魅力を発信し、諸外国との国際相互理解に微力ながら貢献して参りたいと思います」とのコメントを発表している。

エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、「日本市場は近年の高い訪日需要だけではなく、エアアジアグループのネットワークを拡大する意味でも、戦略的に重要な市場であると考えている。日本の皆様にも私達が持っているアジア最大のネットワークを通じて、ASEAN地域やその先の国々にもご旅行いただける機会を提供できると考えている。エアアジア・ジャパンが日本市場に再参入することは、私たちの夢の実現に向けての大きな一歩であり、非常に楽しみにしている。」とコメントしている。