エアバス、ベトナム航空へA350XWB初号機を引き渡し

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エアバスは6月30日(現地時間)、ベトナム航空へA350XWB初号機を引き渡したと発表した。ベトナム航空は世界で2番目のA350XWB運航会社となる。A350-900型機はリース会社のエアキャップに引き渡され、ベトナム航空がリース機として長距離路線に導入する。ベトナム航空は合計で14機のA350XWBを導入する予定。そのうち10機がエアバスとの購入契約で4機がリース機となる。

ベトナム航空は、A350XWBをハノイ~ホーチミン間を結ぶ国内路線より就航、その後、ハノイ~パリ間を結ぶ国際路線に投入する予定。ベトナム航空のA350XWBは3クラス制で、ビジネスクラス29席、プレミアム・エコノミー45席、エコノミークラス231席を装備するほか、最新の機内エンターテイメントシステム、通信システムを完備する。

A350XWBは世界中の40社から781機の受注を獲得しているワイドボディ機となり、今回引き渡された機体は世界で5機目となる。

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