リクルートライフスタイル、「エアライン満足度調査2015」を発表 シンガポール航空が4年連続首位

シンガポール航空

リクルートライフスタイルのエイビーロード・リサーチ・センターは、「エアライン満足度調査2015」の結果を発表した。

2014年に海外に渡航した18歳以上の6,502人を対象に、調査対象となった40社をそれぞれの利用者が100人になるように無作為に抽出してアンケートを行った。

シンガポール航空が4年連続でトップ。昨年2位のANAが3位に後退し、同3位のJALが2位に浮上した。ニュージーランド航空は初めて調査対象となった同8位から4位に、チャイナエアラインは同30位から20位に上昇した。中東各社はほぼ動きはなかった。20位圏内には、ピーチと香港エクスプレス航空の格安航空会社(LCC)2社がランクインしている。

部門別でみると、飛行機の機材や設備では昨年トップのANAが2位に後退し、シンガポール航空が1位に。カタール航空が同12位から5位、エールフランス航空が同15位から9位に大きく上げた以外には動きはなかった。客室乗務員の接客サービスではJAL、空港内の航空会社職員の接客ではANAがトップであるものの、機内飲食サービスでは日系航空会社は大きく順位を下げている。

調査対象となったのは、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、バニラエア、ピーチ、アメリカン航空、エア・カナダ、デルタ航空、ユナイテッド航空、ジェットスター、ニュージーランド航空、ハワイアン航空、アシアナ航空、エアアジアX、エバー航空、ガルーダ・インドネシア航空、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空、大韓航空、タイ国際航空、済州航空、チャイナエアライン、中国国際航空、中国東方航空、フィリピン航空、ベトナム航空、香港エクスプレス航空、マレーシア航空、KLMオランダ航空、アリタリア航空、エールフランス航空、オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、スカンジナビア航空、ターキッシュエアラインズ、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザドイツ航空、エティハド航空、エミレーツ航空、カタール航空。前年度対象となっていた、ジェットスター・アジア、スクート、ヴァージンアトランティック航空は対象外となった。

■総合満足度トップ20
1位:シンガポール航空(4.20)
2位:JAL(4.18)
3位:ANA(4.09)
4位:ニュージーランド航空(4.02)
5位:エバー航空(4.01)
5位:エミレーツ航空(4.01)
7位:ターキッシュエアラインズ(3.98)
8位:カタール航空(3.95)
8位:フィンランド航空(3.95)
10位:タイ国際航空(3.92)

11位:ハワイアン航空(3.88)
12位:エールフランス航空(3.87)
13位:ルフトハンザドイツ航空(3.84)
14位:エティハド航空(3.83)
15位:KLMオランダ航空(3.81)
16位:スイスインターナショナルエアラインズ(3.80)
17位:ピーチ(3.79)
18位:キャセイパシフィック航空(3.77)
19位:香港エクスプレス航空(3.75)

20位:チャイナエアライン(3.74)

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