ホテル龍名館東京、直販率向上で客室単価が過去最高に 需要増も追い風

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ホテル龍名館東京は、4期連続で売上高と客室単価が過去最高を更新したと発表した。代理店経由での販売を縮小し、直販率を向上させたのが奏功した。

客室平均単価は16,944円で、前年度ベースで5.4%増。2015年度の初月となる4月は、過去最高となる18,042円を記録している。

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ホテル龍名館東京は、ミシュランガイドに4年連続で掲載されているスモールラグジュアリーホテル。東京駅近の立地であることから、ビジネスマンや外国人観光客の宿泊が多く、トリップアドバイザーの外国人旅行者の人気ホテルにも選ばれている。

ホームページへのアクセスが増えたことから、代理店数を減らし、直販率を前年度比9.7%増の48.7%に向上。さらに、客室数が一番多い、スタンダードシングルの客室単価を18,000円に5.9%引き上げたことも単価アップに寄与した。 一方で、客室稼働率は89.2%に前年度比で3.9%下がった。

今後は、自社販売の部屋数を多く保有することを強みに、宿泊需要の低い日の客室価格をコントロールしながら事前予約を増やし、直販率と客室単価を維持したままで、稼働率アップを狙うとしている。

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