関空・伊丹の運営権売却、オリックスとヴァンシ・エアポート連合が一次審査通過

関西国際空港

新関空会社が運営する関西国際空港 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月

 新関西国際空港会社は、関西国際空港と伊丹空港の運営権売却について第一次審査を行った結果、オリックスとフランス空港運営会社大手ヴァンシ・エアポートの企業連合「ORIX・VINCI Airports Consortium(オリックス、ヴァンシ・エアポートコンソーシアム)」が審査を通過したと発表しました。

 第一次審査書類の提出期限までに3者から応募がありましたが、新関西国際空港会社は残り2者について、本コンセッション実施方針に定める応募者の代表企業要件が満たされていなかったことから、一次審査は通過しなかったと説明しています。

 今後の運営権売却に関するスケジュールは変更され、第二次審査書類の提出期限は具体的な条件等の協議や第二次審査を厳正に進める観点から、9月18日を予定しています。

 スケジュールの変更により、事業移管は平成28年3月末になる見込みです。