圏央道開通、茨城空港の影響は「そんなに多くはない」 茨城県・橋本知事

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茨城県の橋本昌知事は、きょう6月7日の圏央道神崎インターチェンジ(IC)~大栄ジャンクション(JCT)間の開通で、茨城空港の利用者の減少が懸念されていることについて、6月1日の定例会見でコメントした。

橋本知事は、茨城空港の動線の短さや駐車料金が無料となる利点を挙げ、「ごく一部の地域では場合によってはあるかもしれませんが、全体として見ればそんなに多いことはないだろう。」と述べている。また、観光面でも北関東と繋がることで大いにメリットがあるとしている。

茨城空港は、国内線は札幌/千歳・神戸・福岡線と、神戸経由沖縄/那覇線を運航。いずれも、成田空港から格安航空会社(LCC)が運航しており、格安バスの運行などで利便性が向上すれば、搭乗率が低下する可能性もある。

新たに開通する区間の総延長は9.7キロで暫定2車線。神崎IC~大栄JCT間の開通により、北関東各県からの成田空港へのアクセスが容易になる。

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