西鉄や三越伊勢丹HD、福岡三越に空港型免税店オープンへ　出国予定の日本人も利用可

福岡空港ビルディング、西日本鉄道、三越伊勢丹ホールディングス（HD）は、福岡三越への空港型免税店（保税売店）の出店を目的として合弁会社を設立することに合意した。

新会社名は福岡デューティーフリーで、本社は福岡県福岡市中央区天神、資本金は5000万円となる。福岡空港ビルディングが60％、西日本鉄道が30％、三越伊勢丹HDが10％を出資する。代表者は未定。

福岡空港から出国する日本人と外国人、クルーズ船で訪日する外国人をターゲットとしており、福岡三越9階の約1,300平方メートルに「FUKUOKA DUTY FREE SHOP（仮称）」を2016年4月1日に出店する。商品構成はラグジュアリーブランドを中心としたファッションアイテム、時計・宝飾、化粧品、食品・酒・たばこ、雑貨、電化製品等を取り揃え、初年度売上は30億円を目標にする。

空港型免税店は、消費税だけではなく、関税、たばこ税、酒税も免除となる免税店で、日本人でも出国予定があれば商品の購入が可能。購入時にはパスポートや航空券の提示が必要で、商品は空港などの出国後のエリアで引き取る必要がある。

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