ユナイテッド航空、エアバスA380型機を発注へ スカイマーク向け2機引き受けか

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ユナイテッド航空が、エアバスA380型機2機を購入する方向で調整していると、Seeking Alphaが伝えている。

購入する方針の2機は、スカイマーク向けに生産された機材としており、導入が決定すれば、ユナイテッド航空は、シンガポール航空、エールフランス航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、エミレーツ航空、カンタス航空、大韓航空、中国南方航空、マレーシア航空、タイ国際航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、アシアナ航空、カタール航空、エティハド航空に次いで、14社目のA380型機を運航する航空会社となるほか、アメリカの航空会社として初のA380型機を運航する航空会社になる。

スカイマークは、A380型機を6機発注しており、2機はすでにほぼ完成状態でした。ユナイテッド航空による同機の引取りが決まれば、エアバスの実質的な損害額が確定するため、約700億円の賠償請求額も減額される可能性があります。

Seeking Alphaでは、ユナイテッド航空はハブ間輸送などで機材を小型化し多頻度輸送を行う計画で、ビジネスユーザーはそれを好むものの、発着枠が確保できないため難しいことが一因となっているのではないかとしている。

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