”ポイント合戦ではなく付加価値に力” エクスペディアが会員プログラム「Expedia+」をローンチ

expediaplus

エクスペディアは、ホテルと共同でサービスを提供する会員プログラム「Expedia+」を日本でもローンチした。

全員がブルー会員となり、シルバー会員へは60万円もしくは対象ホテルへの7泊の宿泊、ゴールド会員へは120万円もしくは15泊の宿泊でランクアップする。

また、ホテル+航空券、ホテル、オプショナルツアーの予約金額75円ごとに1ポイント、航空券の予約金額750円ごとに1ポイントを付与。3,500ポイントで2,900円の割り引きクーポンに交換することができる。ゴールド会員は30%、シルバー会員は10%のボーナスポイントを付与するほか、ゴールドとシルバー会員は「+VIP Access」提携ホテルの予約で、250ポイントのボーナスポイントや限定の特典、会員限定のお得なプロモーションなどの特典を受けることが出来る。ポイントの実質還元率は、ブルー会員は約1.1%、シルバー会員は1.2%、ゴールド会員は1.4%となる。

「+VIP Access」提携ホテルは、帝国ホテル、ホテルオークラ東京、ザ・ペニンシュラ東京、ザ・プリンスパークタワー東京、セルリアンタワー東急ホテル、ザ・キャピトルホテル東急、渋谷エクセルホテル東急。セルリアンタワー東急ホテルでは、ゴールド会員は部屋のアップグレード、ゴールド会員とシルバー会員はダロワイヨのスイーツボックスがプレゼントされる。

エクスペディアジャパンのマーケティングディレクターである木村奈津子氏は、「他社より多くのポイントを提供するかという価格競争になりがちのポイント合戦ではなく、いかに価格+αの付加価値に力を入れていきたい。」と都内で開いた会見で語り、サービスに自信を示した。

「Expedia+」を導入しているのは、日本を含めて全7カ国となり、6月には香港、年内には展開する31カ国中28カ国でのローンチを決定。提携ホテル数も拡大する。

ローンチを記念してキャンペーンを実施。メール会員限定で、2014年と2015年の一定の条件をクリアしていると、登録時点からシルバー会員となる。また、2015年内はアプリでの航空券予約でポイント積算率が3倍、会員登録で抽選で毎月35,000ポイント、期間内に1名を70,000ポイントを抽選で付与する。

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