ルフトハンザドイツ航空、新シート改修の進捗公開

ルフトハンザドイツ航空

新プレミアムエコノミークラスシート設置作業の様子 資料提供:ルフトハンザドイツ航空

 ルフトハンザドイツ航空(DLH)はこのほど、エアバスA340-300型機など長距離国際線約5割の機材に新プレミアムエコノミークラスのシートを搭載完了したと発表しました。

 5月12日、ルフトハンザグループのスタッフらが機体番号「D-AIGO」のA340-300の改修を完了させたことで、ルフトハンザドイツ航空が使用する計53機の長距離路線向け機材には約2,000席の新プレミアムエコノミークラスシートが搭載完了しています。

ルフトハンザドイツ航空,ボーイング747-8I

新プレミアムエコノミー搭載機材は羽田線にも投入されている © Hiromi Kobayashi=14年10月

 改修作業は機材のタイプごとに進められています。フランクフルト空港発着路線では、既に全てのボーイング747-8型機、エアバスA380型機でプレミアムエコノミーが利用でき、ミュンヘン空港を拠点とするA340-600計15機と、デュッセルドルフ空港発着路線で使用される2機のA340-300にも導入されています。

 なお、新プレミアムエコノミークラスは羽田線でも利用可能です。

 ルフトハンザドイツ航空によると、今後は数週間以内に未改修のA330-300、A340-300、A340-600、747-400にも新座席の搭載を実施するという。改修作業は2015年秋に完了する見込みです。