IHG、中国人旅行者向けおもてなしプログラム「洲道」を導入 年内に日本国内含む250軒で

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IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)は、中国人旅行者向けのおもてなしプログラム「Zhou Dao(洲道)」を導入すると発表した。

中国人の海外旅行ブームで、2014年には中国はアメリカを抜いて、世界最大の海外旅行市場となり、旅行支出額でも中国人旅行者が世界各地で首位となっている。将来性も大きいことから、IHGは30年以上にわたる中国での事業実績を活かし、IHGの中国語名である「洲際酒店集団」の頭文字である「洲」(Zhou)と、物事の考え方やコンセプトを意味する「道」(dao)を組み合わせた「洲道」プログラムを開始した。

2015年末までに、世界全体で1万人以上のIHGグループホテルの従業員が、中国流の文化、おもてなしについて「Zhou Dao(洲道)」プログラムのトレーニングを受講。中国人旅行者に充実した滞在体験を提供するためのきめ細かいサービスを学ぶ。

「Zhou Dao」プログラムに対応する、全世界100軒近くのホテルでは、フロントデスクに中国語対応スタッフを配置するか、年中無休24時間態勢の中国語による電話サポートを用意するほか、銀聯カードへの対応、中国人向けウェルカムパック、客室内テレビの中国語チャンネル、中国茶、中国料理・飲料の提供、中国人ゲストのニーズに合わせた各種アメニティを揃える。2015年末までに、対応ホテルは250軒にまで拡大する見込み。

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