USエアウェイズ、コールサインがアメリカン航空の「American」に

アメリカン航空

米国連邦航空局(FAA)からUSエアウェイズとの運航一元化認可を取得したアメリカン航空 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月

 アメリカン航空(AAL)は現地時間8日、同社とUSエアウェイズ(AWE)が米国連邦航空局(FAA)から運航の一元化認可を取得し、両社の一体化に向けた大きなマイルストーンを達成したと発表しました。

 FAAがアメリカン航空とUSエアウェイズの双方に対して、単一の許可証の下での運航を許可するまでに費やした期間は、18ヶ月以上にわたります。

 この決定により、両社のそれぞれのポリシーと業務手順が一本化されるとともに、4月8日からすべてのフライト、メンテナンス、および運航管理(ディスパッチ)業務の大半が同一となります。

 また、航空管制の連絡にはアメリカン航空とUSエアウェイズのすべての便に対して「American」というコールサインが適用されます。

 アメリカン航空とUSエアウェイズは2013年12月の合併以来、USエアウェイズは加盟する航空連合をスターアライアンスからワンワールド・アライアンスに移行し、マイレージサービスも「AAdvantage」に統合。また、パイロットおよび客室乗務員との5年間の共同包括的労働協約締結など着実な進展を遂げてきています。