「日韓共同きっぷ」の発売を終了　JR西日本は新たなセット乗車券を発売へ

JR各社と韓国鉄道公社は、「日韓共同きっぷ」「韓日共同乗車券」を、6月30日をもって発売を終了すると発表した。

JR西日本と韓国鉄道公社は、日韓両国の相互交流促進のため、両国の鉄道路線と船舶をセットにした乗車券を、準備出来次第発売を開始することで合意。日本発の商品は、出発地からのJRの乗車券と、釜山までの船舶、韓国の鉄道が有効期限内乗り放題になる「コリアレールパス」をセットした往復タイプ商品となる。韓国発の商品は、出発地から釜山までのKTXと、釜山からの船舶、JR西日本エリアが有効期間内乗り放題になる「JR-WEST RAIL PASS」を発売する。具体的な名称や内容、発売価格、発売開始日は決定次第発表する計画。

1988年のソウル・オリンピック開催時に発売を開始した切符で、JR全社が取り扱っていたものの、航空運賃の低廉化などで販売数が低迷。JR東日本などはすでに発売を終了していた。

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