ベル・ヘリコプター、西日本空輸に412EP納入 日本法人オフィス開設後初の販売

ベル・ヘリコプター,西日本空輸

福岡空港隣接の西日本空輸格納庫で開催された修祓式の様子 資料提供:ベル・ヘリコプター

 ベルヘリコプター・テキストロンはこのほど、ベル412EPを西日本空輸(NSK)に納入し、19日に福岡空港隣接の西日本空輸格納庫で修祓(しゅうばつ)式を開催しました。今回の機体納入はベル・ヘリコプター日本法人にとって、正式開設後の東京オフィスを通じた初めての販売・納入の事例となります。

 西日本空輸が今回納入したベル412EPは、同社保有の既存ベルヘリコプター製5機(ベル412EPとベル429が各1機、ベル427が3機)のラインナップに新たに加わることになります。ベルヘリコプターから西日本空輸への納入は今回で33機目。

 過酷な気象条件下においても安定したパフォーマンスを発揮するベル412EPは、ヘリコプターを使った各種任務遂行のために世界中で採用されています。主な特徴は、IFRオプション搭載のデュアル・デジタル自動飛行制御システムや高性能カテゴリーA/JAR OPS 3などが挙げられます。巡航速度は122kts(226km/h)、航続距離は358nm(663km) 。キャビン内は乗客13名と乗員2名が十分に収容できるスペースを備えています。

 西日本空輸は今回納入したベル412EPを電力関連の資材輸送任務遂行に使用する計画です。