遅延や欠航の恐れ 航空各社、低気圧影響で注意呼びかけ

航空各社

空の便、低気圧の影響で遅延や欠航の恐れ © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月

 急速に発達する低気圧の影響で3月10日から11日にかけて降雪や強風が予想されており、航空各社は運航便に注意を呼び掛けています。

 日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは10日運航の帯広、釧路、青森、秋田、但馬、隠岐、函館(夕刻以降)、出雲、三沢、花巻、仙台、新潟、中部、南紀白浜、北九州、大分、種子島、屋久島、喜界島、沖永良部、大島、八丈島、中部・五島福江空港発着便が遅延、欠航、出発空港へ引き返す等の条件付運航となる可能性があるとしています。

 全日空(ANA)は10日運航のオホーツク紋別、女満別、釧路、帯広、根室中標津、新千歳、富山、鳥取、米子空港発着便に終日、遅延・欠航・他空港への着陸や出発地へ引き返す可能性があるとしており、午後以降は青森、大館能代、秋田、庄内、能登、萩石見線に影響が出る恐れがあります。

 なお、稚内空港を発着する便は、終日欠航が決定しています。

 スカイマーク(SKY)は新千歳、羽田、神戸、米子、福岡、長崎、鹿児島発着便に欠航、遅延、他空港への着陸等の可能性があるとしています。

 エア・ドゥ(ADO)の帯広と釧路空港発着便は視界不良のため、遅延・欠航・他空港への着陸などの影響が出る可能性があります。

 航空各社は最新情報を確認するよう注意を呼び掛けています。