新千歳空港、旧共産圏からの乗り入れ制限緩和か

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高橋はるみ北海道知事は、道庁を訪れた太田昭宏国土交通相に、交通・観光政策に関する要望書を渡した。

交通・観光政策に関する要望書には、新千歳空港への旧共産圏からの乗り入れ制限の緩和や、国際線ターミナルの拡張などの要望が含まれていると、共同通信などが伝えている。

航空自衛隊千歳基地と隣接しているため、防衛上の理由から、中国の航空会社などは月・木曜は乗り入れができない。また、他の平日も乗り入れができない時間帯があるため、一部航空会社は乗り入れたものの撤退している。他の空港では、茨城空港でも水曜日乗り入れができないなどの制約がある。新千歳空港では、2010年3月から乗り入れ制限が緩和されている。

さらに、北海道は、新千歳空港の深夜早朝の発着枠を拡大する計画で、すでに一部地域の住民と合意。現在の1日6枠から30枠に増加すると見られており、新規枠は拡大を続ける格安航空会社(LCC)も発着枠を獲得する意向を示している。

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