特別便に予約殺到 JAL、女性スタッフによる「ひなまつりフライト」運航

JALひなまつりフライト

JALグループ女性スタッフが手掛ける国内線特別便「ひなまつりフライト」の様子 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

 桃の節句を迎えた3月3日、日本航空(JAL)はJALグループ女性スタッフによる国内線特別便「ひなまつりフライト」を運航しました。

JALひなまつりフライト

「ひなまつりフライト」と担当したパイロットと客室乗務員 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

 JALのひなまつりフライトは女性社員の提案から始まり、今年で7回目。パイロットや客室乗務員(CA)、整備士、グランドスタッフ、給油スタッフ、グランドハンドリングスタッフ、ラウンジスタッフなど、各部署で活躍する女性スタッフが一丸となって取り組む年に一度だけの特別なフライトです。

 今年のひなまつりフライトは羽田発長崎行きJL1843便で実施し、投入された機材はボーイング737-800型機の機体番号「JA325J」。

 ひなまつりフライトを担当した機長の藤明里(ふじ あり)さんは、「CAや地上スタッフなどみんなが手作りで色んなものを用意してくれた。お客様にスペシャルなフライトを楽しんでほしい。」と話していました。

JALひなまつりフライト

羽田発長崎行き特別便「ひなまつりフライト」を担当したJALグループの女性スタッフら © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

 JALによると、同社ホームページ告知前から問い合わせが殺到し、かなり注目されていたという。実際に今回のひなまつりフライトは予約率100%で満席となり、その関心の高さがうかがえます。

 羽田発長崎行きJL1843便は乗員6名乗客167名(幼児2名含む)を乗せて10時10分に羽田空港を出発し、10時32分にD滑走路(RWY05)を使って同空港離陸。乗客には女性スタッフからひなあられと手書きのメッセージカードが贈られました。

 3月現在、JALグループでは13名の女性パイロットが活躍しており、藤機長は「最近どんどん女性パイロットが増えてきている。これからもっと女性に進出して欲しい。」と、期待感を寄せていました。

ブリーフィング

フライト前、ブリーフィングを行うパイロットと客室乗務員 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

JALひなまつりフライト

搭乗開始前、ひなまつりフライトを担当する女性スタッフのうち10名がゲート前に整列した。左から予約担当、機内食搭載スタッフ、ラウンジスタッフ、グランドスタッフ、整備士、CA、副操縦士、グランドハンドリングスタッフ、給油スタッフ、オペレーションスタッフ © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

JALひなまつりフライト

乗客にプレゼントするひなあられを手にしたJALグループ女性スタッフ © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

JALひなまつりフライト

ひなまつりフライトに投入されたボーイング737-800型機(機体番号:JA325J) © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

JALひなまつりフライト

ひなまつりフライトを担当したJALグループ女性スタッフ © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

JALひなまつりフライト

ひなまつりフライト向けにデザインされたコンテナ © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

JALひなまつりフライト

ひなまつりフライトの乗客を見送るJALグループ女性スタッフら © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

JALグループ女性スタッフ

ブロックアウト後、機体を誘導するJALグループ女性スタッフ © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日

JALグループ女性スタッフ

JL1843便の乗客を見送るJALグループ女性スタッフら © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月3日