羽田-旭川線が利用率トップ JALグループ、1月実績

 日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは、2015年1月の輸送実績を発表しました。

JAL

2015年1月のグループ輸送実績を発表したJAL © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 期間中の国際線旅客数は前年同月比で1.8%減の63万6914人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は同2.4%減の71.9%。

 方面別では、太平洋線の旅客数が前年比1.9%減の14万7864人で利用率は前年比5.7%減の73.4%、ヨーロッパ線の旅客数は同13.9%減の4万6064人で利用率は同3.0%減の68.9%、東南アジア線の旅客数は同8.3%増の26万4417人で利用率は同1.0%増の72.6%、オセアニア線の旅客数は同5.5%減の1万2715人で利用率は同1.4%減の80.8%、グアム線の旅客数は同4.2%減の1万3766人で利用率は同4.6%減の79.3%、韓国線の旅客数は同11.9%減の5万9789人で利用率は同3.7%増の76.2%、中国線の旅客数は同11.7%減の9万2299人で利用率は同2.9%減の60.7%でした。

 1月は東南アジア線の旅客数が前年同月比で最も増え、利用率は韓国線が前年同月比で最も伸びました。一方、韓国線の旅客数は一年前と比べて11.9%も落ち込み、日韓関係等の影響で利用者の低迷が続いています。

 国内線旅客数はJALグループ全体(JAL・JTA・J-AIR・JAC・RAC)で前年比0.9%増の241万2188人が利用し、座席有償利用率は前年比0.7%増の60.8%。

 期間中、JALグループ国内線で利用率が最も高かった路線(離島路線除く)は1日4往復体制の羽田-旭川線で、79.4%の利用率。次いで78.5%の伊丹-札幌線、77.2%の中部-那覇線、75.7%の福岡-札幌線、74.3%の那覇-岡山線となっています。

■JALグループ 2015年1月国内線利用率トップ5路線
羽田-旭川線 79.4%
伊丹-札幌線 78.5%
中部-那覇線 77.2%
福岡-札幌線 75.7%
那覇-岡山線 74.3%
(離島路線搭乗率トップは77.5%の那覇-北大東線)