成田空港、着陸料を最大無料とする「成田ハブ化促進インセンティブ」導入

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成田国際空港(NAA)は、国内線と国際線ネットワークの拡充と既存路線増強を目的とした、「成田ハブ化促進インセンティブ」を導入すると発表した。

路線誘致のため、着陸料を最大で1年間無料とするもので、就航都市や便数の拡大を目指す。

国際線と国内線定期便としての運航実績のない路線に、航空会社が新規就航した便の着陸料を割り引くとともに、その路線が成田空港と定期便で結ばれていない空港の場合は、更に割引率を加算する。航空会社としての新規路線の場合、1年目は20%、2年目は10%を割り引き。成田空港としての新規路線の場合は、1年目は30%、2年目は15%を割り引くため、最大で50%割り引きとなる。

また、国内線でも「増量割引」を導入し、国内線定期便の累計着陸料が前年より増加した場合、増加分の着陸料のうち50%を割り引く。国際線の「増量割引」も、実施期間を2年延長し、2018年3月末までとする。

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