厳重注意のスカイマーク、保有32機の整備記録を再確認

スカイマーク

国交省から厳重注意を受けたスカイマーク(SKY) © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 必要な整備作業を実施しないまま運航させたとして、国土交通省航空局から厳重注意を受けたスカイマーク(SKY)は、整備の確実な実施するための改善計画書を13日に同局へ提出しました。

 整備部門と運航乗務員部門にかかる対策として、整備作業に係る指示は書面で適切に行う体制を構築すること等を公表したほか、整備作業に伴う記録については、確認担当者を配置し組織的な確認を行うとしています。

 加えて、スカイマークは再発防止の一環で保有する合計32機の整備記録を再確認中で、これは2月15日までに完了する見込みです。

 スカイマークは今回の整備未実施を改めて陳謝し、二度とこのような事象を生じさせないよう再発防止策を着実に実行するとしています。