東京/羽田や札幌/千歳などで出入国審査ブース増設へ 「ファーストレーン」の設置も

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政府は、平成27年度予算案に、東京オリンピック・パランリンピックや観光立国の推進に合わせ、訪日外国人の出入国審査体制を強化するため、審査ブースの増設や不審者の情報収集、分析システム危機の導入などを盛り込んだ。

訪日外国人の増加が著しい、東京/羽田、札幌/千歳、沖縄/那覇などの各空港で審査ブースを約4億8000万円かけて増設。不審者の情報収集や、分析システム機器の導入などに約1億6000万円を計上した。また、地方の入国管理官署で、入国審査官を新たに171人増員する。

訪日外国人の増加で、各空港の出入国審査場は混雑しており、中国南方航空が、札幌/千歳へのチャーター便の乗り入れを、受け入れ体制が整わなかったため断念していたことが明らかになっている。

また、平成27年度中にも、東京/成田には国際会議などで訪れる要人向けの「ファーストレーン」の運用が開始される見込みとも報じられている。

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