JTB子会社、イスラエルのWorldMate社と提携し旅程管理アプリリリース 

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ジェイティービービジネストラベルソリューションズ(JTB-CWT)は、旅程管理アプリを開発提供する、イスラエルのWorldMate社と提携し、日本向けに同社と共同開発した2つの新しい旅程管理アプリ「Trip To Go」と「B-schedule」をリリースした。

旅程管理アプリは、主要な航空会社・ホテル・旅行会社からの予約回答メールを、専用のアドレスにそのまま転送することで、1つの日程表に統合され、簡単に旅行スケジュールの管理ができるというもの。

フライトの遅延やゲート変更などが発生した場合に、プッシュ通知するリアルタイム情報配信、モバイルチェックイン、スケジュール検索、旅程共有、渡航先のローカル情報検索、ホテル手配、通貨やチップ計算などの機能を搭載する。

「Trip To Go」は個人手配を行う海外出張者、「B-schedule」はJTB-CWTと契約を締結した顧客企業に勤務する海外出張者が対象。いずれのアプリも無料で、「Trip To Go」はアプリ内課金も行う。

予約回答メールを転送することで、アプリにスケジュール登録ができるほか、ホテル、レンタカー、海外旅行保険、レンタル通信機器の手配が可能。「B-schedule」では、2015年中にJTB-CWTの基幹システムとのデータ連動を予定する。

今後は、「Trip To Go」での予約機能の拡充、「B-schedule」での危機管理や出張管理機能の追加などを行い、旅程管理アプリをビジネストラベル事業における主要なソリューション・ツールと位置づけ、サービスレベル向上を進めるとしている。

WorldMateは、2000年にイスラエルで設立されたITベンチャー。JTB-CWTを合弁で設立した、カールソンワゴンリートラベルに2012年に買収された。

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