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中部-那覇線が2ヵ月連続利用率トップ JALグループ、12月実績
日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは、2014年12月の輸送実績を発表しました。
期間中の国際線旅客数は前年並みの63万6800人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年同月比で0.2%上回る73.2%。方面別では、太平洋線の旅客数が前年比2.3%増の14万7208人で利用率は前年比2.3%減の72.2%、ヨーロッパ線の旅客数は同10.6%減の4万7672人で利用率は同0.3%減の70.8%、東南アジア線の旅客数は同4.1%増の26万3941人で利用率は同2.0%増の77.4%、オセアニア線の旅客数は同4.1%増の1万1678人で利用率は同3.7%増の75.8%、グアム線の旅客数は同0.5%減の1万3012人で利用率は同4.2%減の76.0%、韓国線の旅客数は同13.9%減の5万5623人で利用率は同1.1%増の71.8%、中国線の旅客数は同0.2%増の9万7568人で利用率は同3.6%増の64.2%でした。
12月は東南アジアとオーストラリア方面の旅客数が前年同月比で最も増え、利用率は中国線が前年同月比で最も伸びました。一方、韓国線の旅客数は一年前と比べて13.9%も落ち込み、日韓関係等の影響で利用者の低迷が続いています。
国内線旅客数はJALグループ全体(JAL・JTA・J-AIR・JAC・RAC)で前年比1.2%減の246万460人が利用し、座席有償利用率は前年比0.1%減の61.3%。
期間中、JALグループ国内線で利用率が最も高かった路線(離島路線除く)は、日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する中部-那覇線で、利用率は75.9%。前月に続き2カ月連続の利用率トップです。
次いで73.6%の成田-伊丹線、72.3%の伊丹-函館線、72.2%の羽田-伊丹線、71.1%の福岡-札幌線となっています。
■JALグループ 2014年12月国内線利用率トップ5路線
中部-那覇線 75.9%
成田-伊丹線 73.6%
伊丹-函館線 72.3%
羽田-伊丹線 72.2%
福岡-札幌線 71.1%
(離島路線の搭乗率トップは77.0%の那覇-北大東線)