フォトコン賞金30万円 アナタの飛行機写真が観光PRに

航空機写真

環境省・九州地方環境事務所、1月末日までフォトコンテスト開催 © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年8月

 環境省・九州地方環境事務所は、国立公園「雲仙」とジオパークの共通シンボル「雲仙岳」にスポットを当てた環境省雲仙自然保護官事務所主催のフォトコンテストを開催しています。空港、機窓から捉えた写真や航空機と絡めた風景写真等も広く募集しており、グランプリ受賞者には30万円が贈られます。

 これは国立公園「雲仙」指定80周年ならびに、島原半島世界ジオパーク認定5周年記念事業の一環で、応募作品をもとに写真は雲仙地域の観光ピーアール向け電子写真集「雲仙岳百景」に採用されます。

 募集作品の写真テーマは「島原半島の魅力~雲仙岳百景~」。

 島原半島内や周辺スポットから捉えた雲仙岳の写真のほか、雲仙岳が写っていない島原半島の魅力を感じる写真(ジオサイトの風景やジオフード等)も応募可能。長崎県のみならず、福岡・佐賀・熊本県からの撮影写真も募集対象です。

 また、山という被写体の特性から、同事務所では特に飛行機から見た雲仙岳の写真や、有明海を挟んだ遠方(熊本県側等)からの風景写真等の募集も歓迎しています。

 作品は過去3年以内に撮影した写真が対象で、写真データの仕様はJPEG形式。応募者はプロ・アマ不問。

 年間グランプリ対象1作品には30万円、月間賞2作品(毎月)には1万円相当の島原半島産物が贈られます。

 2014年6月から募集を開始しており、応募期限は1月31日まで。同事務所によると、審査基準は「島原半島に来たくなるような、感動的な写真」を高く評価するとしています。