デュアルハブモデル強化 ANA、成田3路線を増便

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夏ダイヤ期間中、成田国際線3路線を増便するANA © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年12月

 全日空(ANA)をはじめとするANAグループは2015年度の航空輸送事業計画を策定し、国際線は成田2路線の新規開設に加え、成田を発着するシンガポール、バンコク、ホノルル線の計3路線を増便します。

 これら3路線の運航本数は従来1日1往復で、増便後はそれぞれ同2往復体制で輸送力を強化します。増便実施時期はシンガポールが6月11日から、バンコク線が8月1日から、ホノルル線が7月17日から。

 増便分の機材はシンガポール線とバンコク線がビジネスクラス46席、エコノミークラス123席の2クラスを備える787-8、ホノルル線はビジネスクラス35席、エコノミークラス179席を備える767-300ERを使用します。

 このほか、2014年ウィンターダイヤ期間中に減便している成田-成都線は3月29日から1日1往復に増便し、2014年ウィンターダイヤの一部期間に増便している羽田-香港線は3月30日から週9便体制で運航します。

 ANAは夏ダイヤ期間中に成田発着のヒューストン線とクアラルンプール線も新規開設し、成田発着の国際線を強化することで訪日需要や渡航需要の高まりに対応していく考えです。