ANA、国内25路線で再開・増便・減便・運休 夏ダイヤより

ANA

2015年夏ダイヤの運航計画を発表したANA © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 全日空(ANA)をはじめとするANAグループは2015年度の航空輸送事業計画を策定し、3月29日以降国内線は12路線で再開・増便を、13路線で減便・運休を実施すると発表しました。

 再開路線は1日1往復体制の伊丹-函館、小松-札幌、富山-札幌、福島-札幌、関西-宮古線。このうち、札幌発着の小松、富山、福島線はエア・ドゥ(ADO)が3月29日から運休することからコードシェアを休止。関西-宮古線は6月1日から9月末日までの期間運航です。

 増便路線は羽田-石垣、羽田-那覇、伊丹-那覇、伊丹-札幌、福岡-宮崎線。羽田-石垣線は期間増便を継続し、那覇発着2路線はそれぞれ1往復の増便。伊丹-札幌線はアイベックスエアラインズ(IBX)が3月29日から運休することからコードシェアを休止します。なお、福岡-石垣線は4月24日から10月24日までの期間中に1日1往復体制で期間運航します。

 減便路線は羽田-神戸、成田-福岡、伊丹-福岡、伊丹-仙台、伊丹-新潟、伊丹-宮崎、関西-函館、中部-那覇、仙台-札幌、小松-福岡、福岡-那覇、那覇-石垣線。

 このうち那覇発着の中部線と石垣線はソラシドエア(SNJ)運航便とのコードシェアを開始。関西-函館線は従来の1日1往復体制を夏ダイヤから季節便化し、運航本数を1日0~1往復で運航します。

 運休路線は鹿児島-那覇線。同路線運休後もソラシドエア(SNJ)運航便とのコードシェアは継続します。

 ANAはスカイマーク(SKY)からの支援要請を受け、夏ダイヤ以降にスカイマーク運航便で共同運航を開始する調整を進めています。

■増便路線
羽田-石垣 3/29~10/24 1日2往復(期間増便継続)
羽田-那覇 7/17~9/30 1日12往復
伊丹-那覇 8/1~8/31 1日4往復
伊丹-札幌 3/29~ 1日6往復
関西-札幌 3/29~ 1日4往復
福岡-宮崎 3/29~ 1日3往復

■再開路線
伊丹-函館 3/29~ 1日1往復
小松-札幌 3/29~ 1日1往復
富山-札幌 3/29~ 1日1往復
福島-札幌 3/29~ 1日1往復
関西-宮古 6/1~9/30 1日1往復(期間運航)
福岡-石垣 4/24~10/24 1日1往復 (期間運航)

■減便路線
羽田-神戸 7/17~9/30 1日2往復
成田-福岡 3/29~ 1日2往復
伊丹-福岡 3/29~ 1日4往復
伊丹-仙台 3/29~ 1日5往復
伊丹-新潟 3/29~ 1日4往復
伊丹-宮崎 8/1~8/31 1日5往復
関西-函館 3/29~ 1日1往復(季節運航便化)
中部-那覇 3/29~ 1日2往復
仙台-札幌 3/29~ 1日2往復
小松-福岡 3/29~ 1日1往復
福岡-那覇 3/29~ 1日8往復
那覇-石垣 3/29~ 1日6往復

■運休路線
鹿児島-沖縄 3/29~