ANA、年末年始実績 羽田国際線は利用率8割以上の高水準に

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年末年始の輸送実績を発表したANA © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 全日空(ANA)はこのほど、2014年度年末年始期間(2014年12月19日~2015年1月4日)の利用実績を発表しました。

 期間中の国内線総搭乗者数は提供座席数325万7023席(前年比1.5%減)に対して220万4532人(同1.9%減)が利用。利用率は去年よりも0.3ポイント低下し67.7%。

 国際線総搭乗者数は提供座席数47万7437席(前年比13.2%増)に対して39万1197人(同17.9%増)が利用。利用率は去年よりも3.3ポイント上回る81.9%でした。

 国内線は昨年に比べて連休がなく前年を下回ったものの、期間後半は帰省需要やプレジャー需要を中心に前年を超えて推移し、全体の利用率は前年並みと。

 国際線は人気のリゾート方面に加えて北米・ヨーロッパ方面が堅調に推移し、海外発は帰国需要に加え、アジア・中国からの訪日需要が好調でした。ANAによると、2014年サマーダイヤより新規就航した羽田発着の国際線は利用率が約8~9割の高水準だったという。