国土交通省、エア・ドゥに事業改善命令 不適切な路線訓練で

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国土交通省は、エア・ドゥ(AIRDO)に対し、訓練体制の改善や安全体制の見直しを求める、事業改善命令を行った。

これは、今年11月、ADO11便で機長初期訓練を行っていた訓練生が、新千歳空港に着陸進入中、不適切な操縦を行ったにも関わらず、そのまま訓練を修了させ、評価を「良好」として上で、機長に昇格させていたことがわかったことによるもの。国土交通省航空局は、12月3日から12日まで立入検査を行い、「運航乗務員の訓練体制は適切に機能していないことが認められる」とした。

エア・ドゥは、当該機長の昇格を取り消すとともに、当該機長と担当訓練教官を乗務停止にした。過去の訓練記録を調査したところ、問題はなかったとしている。

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