ボーイング、ライアンエアーから737 MAX 200を100機確定受注

2014年12月11日

flightliner

　ボーイングはこのほど、アイルランドのLCC（格安航空会社）ライアンエアー（RYR）から100機の737 MAX 200を確定受注したと発表しました。これは9月に737 MAX 200のローンチ決定に至った発注コミットメントとして発表していたもので、ライアンエアーはさらに100機の購入オプションも有しています。

　737 MAX 8をベースとするボーイング737 MAX 200は最大200席の座席を搭載することが可能。現時点で最高の運航効率性を有する単通路機と比較して座席当たりの燃料効率性が20％向上し、運航航空会社にさらなる収益を提供します。エンジンはCFMインターナショナル社の新型LEAP-1Bエンジンや最新のウィングレットを採用しています。

　今回の確定受注で、これまでの737 MAX受注数は50社以上から2,550機を超えています。

　ライアンエアーは300機以上の737-800型機を使用するヨーロッパ最大のボーイング機運航会社。従業員数は9,700名以上、今年の輸送客数は8,900万人を見込んでいます。