英エクスプレス誌、アルカイーダがクリスマスに航空機爆破を計画中と報じる

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英エクスプレス誌の11月30日付けの報道によると、国際テロ組織「アルカイーダ」は、クリスマスの日にヨーロッパを飛行する5つの航空機を爆破する計画を企てているとしている。

イギリス政府関係者は、この件に関して早急に対策案を打ち出したい構えですが、爆発物として持ち込まれる事が予想される電子機器を手荷物からすべて排除する事は現実的では無く、特にビジネスマンからノートパソコンを含む電子機器を取り上げる事はできないだろうとしている。

しかしながら、今後当局が空港のセキュリティを強化する事は避けられないだろうとしており、携帯電話をはじめとする電子機器などが制限される可能性は残されているとしている。

アルカイーダで爆発物作成を担当してきたフランス人のDavid Drugeonは、11月初めにシリアの西部でミサイルにより死亡したとされている。しかしながら、彼が作成した高性能爆弾は既に携帯端末内に仕込むことが可能なレベルにまで達しており、サウジアラビア出身の爆弾製作実習生らが作成可能な段階に達しているとのこととなる。

また、政府関係者の話として「イスラム国からの帰還者が増加する事からも、テロは避けられない」との見解を紹介した上で、テロの危険性を改めて強調している。

記事内では、ヨーロッパとアメリカのセキュリティレベルの違いに言及し、「アメリカのようにセキュリティを改善していないヨーロッパはテロの格好のターゲットになっている」と述べている。

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