エアバスA350-900、羽田でデモフライト JAL植木社長「大変良くできた機体」

エアバスA350-900

デモフライト中、機内後方でフライトをモニタリングするエアバススタッフ © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月20日

 エアバスA350 XWBのアジアツアーで11月19日、羽田空港に初飛来した試験飛行5号機(機体番号:F-WWYB/製造番号MSN5)のA350-900が、翌20日に関係者らを乗せて同空港発着でデモフライトを実施しました。

エアバスA350-900,植木社長

エアバスA350-900のデモフライトに搭乗したJAL植木社長(写真右) © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月20日

 エアバスA350 XWBは日本航空(JAL)がA350-900を18機、A350-1000を13機、オプション25機の最大56機を発注しており、デモフライトにはJALの植木義晴社長も搭乗。

 操縦はエアバスのパイロットが担当し、AIB202便として羽田空港隣接のJAL格納庫前214番スポットを12時43分にブロックアウトしたA350-900は、13時4分にD滑走路を使って離陸。

 関係者ら82人を乗せて約60分のデモフライトを実施し、同空港A滑走路を使って14時4分に着陸、212番スポットを14時13分にブロックインしました。

 デモフライトに搭乗したJALの植木社長は「大変良くできた機体。2019年、本当に楽しみにしている。」と、A350 XWBの導入に期待感を示しました。

エアバスA350-900

3-3-3配列のエアバスA350-900エコノミークラスエリア © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月20日

エアバスA350-900

照明は多様に変化するLEDライトを採用。1670万種類のライティングが選べる © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月20日

エアバスA350-900,デモフライト

A350-900、機窓からの様子 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月20日

エアバスA350-900

19日、羽田空港に初飛来したエアバスA350-900試験5号機 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年11月19日