【フォトレポート】エアバスA350-900型機日本初飛来 地上ではJAL関係者らが歓迎

エアバスA350型機

世界初の引き渡しを控えているエアバスA350-900型機が、午後3時20分過ぎに羽田空港A滑走路34Lに着陸した。同型機の飛来は日本初となる。

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フラップを降ろし、着陸間際のA350-900型機。

垂直尾翼の塗装は本機体に使用されている炭素複合素材をイメージしている。今回飛来したのは5機存在するA350-900型機うち5号機のMSN5となる。

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フランスのトゥールーズを出発し、ソウル/金浦に寄港した後、東京/羽田に到着。明日20日に関係者や報道陣を乗せたデモフライトを実施し、21日に離日。今後ハノイ・バンコク・クアラルンプールを訪問予定となる。

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日本航空(JAL)の格納庫前には、JAL関係者や報道陣などが詰めかけ、多くの人に迎えられました。

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A350型機は主翼のウイングレットがとても特徴的となる。主翼は複合材製で従来のものより高効率となっている。

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ウイングレッド部の拡大写真となる。滑らかなカーブとA350XWBのロゴが確認できます

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機体に描かれているXWBは「エクストラ・ワイド・ボディ」の略で、ダブルバルブ断面を採用したことにより客室幅5.96メートルとより広い室内空間を実現している。

今回飛来したA350-900型機は、メーカー標準仕様の座席数が315席となっている。

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エンジンは、A350型機のために新たに開発されたロールスロイス・トレントXWBを装備している。この新型エンジンにより、同機は従来の機体よりも最大で25%の燃費改善が見込めるとのこととなる。

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地上ではJALのCAの方も本機の到着を迎えました。同社はエアバスA350型機を2019年より導入予定となっており、日本の航空会社として唯一同機の導入を決定している。

A350型機は、2014年度末にもローンチカスタマーであるカタール航空に引き渡される予定となる。

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