エアバス、A330最大離陸重量242トン増加型の最終組み立て開始

2014年11月9日

A330最大離陸重量242トン増加型の最終組み立て様子資料提供:Airbus

　エアバスはこのほど、A330における最大離陸重量242トン増加型の最終組み立てを開始しました。

　初号機は型式証明取得のための飛行テストに使用され、現在平行して組み立てを開始している2号機はデルタ航空（DAL）に2015年第2四半期に引き渡される見込みです。

　最大離陸重量が242トンに増加したことで航続距離は最大500海里/926キロ延長され、燃費性能は最大2％の削減。242トンのA330-300は最大13時間飛行することが可能になり、242トンのA330-200は15時間飛行することが可能になります。

　エアバスによると、現在世界中の9社がこの増加型を選定しています。