アジア初の747-8インターコンチネンタル 中国国際航空が初号機受領

中国国際航空,ボーイング747-8インターコンチネンタル

アジア圏初受領となるボーイング747-8インターコンチネンタル 資料提供:中国国際航空

 中国国際航空(CCA)はボーイング747-8I(インターコンチネンタル)をアジア圏の航空会社として初めて受領し、初便は10月11日の北京-広州線に投入しました。

中国国際航空,ボーイング747-8インターコンチネンタル

導入初日に開かれたセレモニーの様子 資料提供:中国国際航空

 初受領した747-8の機体番号は「B-2485」。北京で開かれた記念セレモニーでは、関係者らに747-8の内装や最新のエンターテイメントシステムが披露されました。

 機内は全クラスで映画をはじめとするエンターテイメントが楽しめるほか、電源とUSBポートも完備しています。座席はファーストクラス12席、ビジネスクラス54席、プレミアムエコノミー66席、エコノミークラス233席の計365席。

 中国国際航空によると現段階で747-8による日本路線への投入は予定しておらず、現在は北京-広州線に就航。今後、国内線は北京-上海線、国際線は北京-フランクフルト線への投入を計画しています。

 中国国際航空は今回受領した747-8を含め、合計5機をボーイングに発注しています。

中国国際航空,ボーイング747-8インターコンチネンタル

中国国際航空向けのボーイング747-8イメージ 資料提供:中国国際航空