ルフトハンザドイツ航空の747-8I、特別塗装「ファンハンザ」で日本初就航

ルフトハンザドイツ航空,ボーイング747-8I

ウォーターアーチで歓迎を受けるルフトハンザドイツ航空の747-8I © @ Hiromi Kobayashi=14年10月27日

 ルフトハンザドイツ航空(DLH)は10月26日、羽田-フランクフルト線にボーイング747-8I(インターコンチネンタル)を投入し、その初便が27日、羽田空港に到着しました。

 今回フランクフルト発羽田行きLH716便に投入されたのは、機体番号「D-ABYI」の747-8I。日本に747-8Iが就航するのは今回が初めて。

 同機はブラジルで行われたサッカーワールドカップ(W杯)2014を盛り上げるために企画された特別塗装ロゴ「Fanhansa(ファンハンザ)」をデザイン。ファンハンザを描いた機体は今年の5月16日から運航を開始し、ドイツ代表に空から熱いエールを送っていました。

 ルフトハンザドイツ航空が一定期間にわたって機材のロゴを変更したのは、約60年前の運航以来初めてで、今回LH716便に投入した「D-ABYI」にはW杯のドイツ優勝を祝う「勝者の機体」という意味が込められた「Siegerflieger(シーガーフリーガー)」のタグラインもあしらっています。

 ルフトハンザドイツ航空の羽田-フランクフルト線は1日1往復体制。12月以降はプレミアムエコノミークラスを装備した747-8Iの導入も予定しています。
 
■ルフトハンザドイツ航空 運航スケジュール
LH717便 羽田 15:20 → フランクフルト 19:00(747-8I)
LH716便 フランクフルト 18:00 → 羽田 13:05翌日着(747-8I)

ルフトハンザドイツ航空,ボーイング747-8I

日本にボーイング747-8Iが就航したのは今回が初めて © @ Hiromi Kobayashi=14年10月27日