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初便で思わぬトラブル ジェットスター・ジャパン、LCC初の熊本線就航スタート
LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパン(JJP)は10月26日、熊本線就航を記念したセレモニーを熊本空港で開催し、同日より熊本発着の成田、中部、関西線をそれぞれ1日2往復体制で運航を開始しました。
熊本空港にとってLCCは初めての就航であり、ジェットスター・ジャパンは熊本線開設で11都市、18路線にネットワークを拡大。10月現在で同社は180席仕様のエアバスA320型機を19機運航機材として導入しており、年内にあと1機を納入。今年度は20機体制で運航する計画です。
熊本空港で行われたセレモニーには空港関係者や蒲島熊本県知事も列席。
熊本県出身の客室乗務員(CA)と共に登壇したジェットスター・ジャパンの鈴木みゆき社長は、挨拶で「いよいよ熊本と東京、大阪、名古屋を結ぶ低運賃の空の旅が始まります。成田線は他に運航している航空会社はありません。関西線は10年ぶりの路線復活です。中部線はLCCとして初めて就航することになり、それぞれニーズのある路線ばかりです。」と述べた上で、「これまで1~2回しか帰省や旅行に行けなかった方が、3回4回と頻度をあげることも可能となります。気軽にジェットスター・ジャパンを活用していただきたい。」と、熊本に就航する初のLCCとしてジェットスター・ジャパンをアピールしました。
成田からの熊本着初便GK611便は乗客140名を乗せて定刻よりも7分早い8時13分に到着し、熊本発初便の中部行きGK680便は乗客103名を乗せて定刻8時50分出発のところ、35分遅れの9時25分に出発。
ジェットスター・ジャパンによると、熊本発初便の中部行きGK680便が遅れた理由はプッシュバックで使用したトーイングバー。A320とトーイングカーを繋ぐトーイングバーのマッチングがうまくいかなかったことから出発が遅れたという。その後、必要な作業を実施したことで無事出発しています。
熊本発着初便に搭乗した乗客にはジェットスター・ジャパンから搭乗証明書やオリジナルタオル、バゲージタグ等が進呈されました。
鈴木社長は「熊本県の今後のご発展に尽力していきたいと考えている。」と式典の最後で述べ、3路線開設により今後は熊本の経済発展に寄与したい考えを示しました。