魅力度ランキング最下位の茨城県、知事は「鹿島もつくばも有名」と自画自賛 かつて直行便就航の仁川市議すら知らず…

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ブランド総合研究所が毎年調査を行っている、「都道府県魅力度ランキング」で2年連続最下位となった茨城県の橋本昌知事は、定例会見でランキング最下位になったことについてコメントした。

橋本知事は「魅力度というのが観光魅力度的になっている。一点豪華主義という形で、一つでも日本中に知られているものがあると、そこはぐっと魅力度が上がってしまうという調査方式」と、調査自体に疑問を呈した。

また、100位以内に7市がランクインした「住みよさランキング」や、1人あたりの県民所得が全国6番目という点を挙げ、「全国でも有数の地位」「魅力度調査にそんなにこだわる必要はない」と自画自賛。一方で、これからできるだけ交流人口を増やす必要があるとし、観光スポットなどの知名度アップに努める必要があると明言。茨城県では、「アントラーズといえばみんな知ってる」「鹿島という名前も知ってる」「海外へ行くと、つくばも日本で有数の有名な地名」と熱弁した上で、それが茨城に結びついていないと総括した。

また、かつて茨城空港と直行便で結ばれていた、韓国の仁川市議ですら「茨城ってどこだ」と言うので、知事が「つくばのあるところ」と言うとすぐわかったというあまり笑えないエピソードも披露した。