那覇線全便欠航も 航空各社、台風19号の影響を懸念

>> 台風19号九州に接近 (最新:2014/10/12 11:00)

台風19号,那覇空港

台風19号の接近に伴い、11日と12日に欠航などの影響が懸念される那覇空港 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年1月

 猛烈な台風19号の接近に伴い、航空各社はすでに週末の3連休を中心とする一部便の欠航を決めています。那覇空港は10月11日の終日、閉鎖されます。

 日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは、日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)が運航する10日の南大東および北大東空港発着の午後運航便の欠航を発表。

 また、11日の那覇・与論・南大東・北大東空港を発着する全便の欠航を決め、奄美大島・沖永良部・喜界島・徳之島空港を発着する便は一部早朝便を除いて全便の欠航を決定しました。

 全日空(ANA)も11日の那覇・宮古空港を発着する全便の欠航を決めたほか、12日の那覇空港を発着する福岡、石垣、関西、羽田線の一部便の欠航も決定しました。

 スカイマーク(SKY)は11日の那覇空港を発着する羽田、神戸、成田、茨城、中部、福岡、米子、宮古線と石垣空港を発着する羽田、那覇線の計56便の欠航を決定しています。

台風19号

10日15時現在、気象庁発表の台風19号予想進路図

 フジドリームエアラインズ(FDA)は12日の名古屋小牧発熊本行きJH325便とJH327便、熊本発名古屋小牧行きJH326便とJH328便に影響がある可能性を案内しています。

 LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパン(JJP)は11日に那覇空港を発着する成田線と関西線の計12便の運航を取りやめ、ピーチアビエーション(APJ)は11日に那覇空港を発着する全便の欠航を決定しました。

 航空各社は最新情報を公式ホームページ等で確認するよう注意を呼び掛けています。

(10月10日 22:30更新:22時時点における運航の見通しを更新)