羽田空港の国際線深夜早朝便着陸料、最大50%値下げ 777-300は35万円

羽田空港,国際線ターミナル

11月より国際線対象便の着陸料金が軽減される羽田空港 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner=14年5月

 国土交通省はこのほど、羽田空港の深夜早朝時間帯において、対象の国際線旅客便の着陸料金を軽減すると発表しました。羽田空港のさらなる活用に向けて発着枠に比較的余裕のある23時から6時までの深夜早朝時間帯の利用促進を図り、訪日外国人をさらに呼び込みたい考えです。

 着陸料金の軽減率は1年目が50%、2年目が30%、3年目が20%。新規就航または、増便した便を対象に11月より適用します。使用する機種によって料金は異なり、目安としてボーイング777-300型機の場合は1回の着陸で通常70万円。軽減措置適用後は1年目で約35万円、2年目で約49万円、3年目で約56万円の着陸料金で就航できます。

 国交省によると、従来実施している羽田空港発着の深夜早朝国内便に係る着陸料の軽減措置(5割軽減)についても、引き続き実施するとしています。