【搭乗レポート】東京/成田~奄美大島/JW821便(エコノミークラス)

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バニラエアの東京/成田~奄美大島線、JW821便に搭乗したのでレポート。

今回は、ANA、バニラエア、奄美大島観光協会が主催するメディアツアーでの搭乗となる。

JW821便は成田空港を午前10時30分に出発する便なので、東京周辺に住んでいる方は、余裕を持って空港へ行くことができる。

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空港に到着したら、国内線出発口を目指します。バニラエアは今年8月に就航した春秋航空日本とカウンターを隣り合わせている。

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チェックインはカウンターでも行うことができますが、今回は預け入れ手荷物がなかったので自動チェックイン機でチェックイン。

チェックイン機はタブレット端末にバーコードリーダー、チケット印刷機が接続された端末で、スムーズにチェックインすることができました。

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タイムテーブルとなる。今年7月にバニラエアが新規開設した奄美大島線は大変人気で、この日も空席がほとんどありませんでした。

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保安検査場を抜けると、バニラエアと春秋航空日本の出発待合室に到着します。

両社しか使用しておらず、成田空港のLCCターミナルが完成するまでの仮のものですので、作りは簡素なものとなっていますが、中にはバニラエアが運営する「Vstore」というショップが入っており、食料品はもちろん、バニラエアやうなり君グッズなども販売されていました。もちろんお手洗いもあります。

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また、ロビーにはホワイトボードが置かれてあり、バニラエアのスタッフが作ったと思われる就航地の紹介ポスターが貼られていました。

奄美大島の紹介では空港設備の簡単な説明のほか、気候、おすすめの季節、写真や地元料理などが紹介されていました。出発前に他の就航地の紹介記事を見て、次の旅行先を考えるのも楽しいはず。

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出発ロビーからはバスでの移動となる。距離はそれほどでもなく、2分程度で搭乗する航空機に到着。搭乗はタラップ(階段)で行う。

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座席に着く際に、肘掛けが上げられていたのでとても楽に座席に着く事ができました。

空席はあまりなく、全体的に若年層が多いこともあってか、少し賑やかな様子でした。また、機内には奄美大島に観光に行く方々だけでなく、奄美大島及びその周辺の島々から東京に遊びに来ている観光客の方々もいらっしゃいました。

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筆者は身長が175cmですが、特別窮屈ということもなく、膝の前にもこぶし一つ分ほどのスペースがありました。高身長な方や、足下にゆとりが欲しい方は非常口周辺の席を予約すれば足下のスペースを確保することができる。ただし、非常口周辺の席は前方の座席の下に荷物を置くことができないので、注意が必要となる。

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機内情報誌のたびクーポンが入っていました。同誌はバニラエアの就航地を紹介するだけでなく、クーポンが同封されており、対象の店舗で割引や特典を受けられるものとなっている。

ボリュームもしっかりしており、これをしっかり読もうと思ったら搭乗している時間だけでは足りません。同誌はもちろん持ち帰り可能となっているのでこれを手に旅先を巡るのも楽しいでしょう。クーポンの利用にはバニラエアの搭乗券の提示が必要となる。

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機内販売を行うキャビンアテンダントの方。丁寧な対応と笑顔が素敵でした。機内販売ではバニラエアらしいバニラの香りがするコーヒーなども提供されていました。

実際に購入してみましたが、コーヒーの香りはあまりなく、代わりにバニラの香りがするという印象でした。コーヒー好きの方は少々戸惑うかと思いますが、砂糖とミルクを入れて飲むにはなかなかおもしろいコーヒーかなと思いました。

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機内食として、「秋の訪れ 3種のきのこのクリームソース和えリガトーニ」をいただきました。

こちらはホットミールとなっており、やはり温かい食べ物は食欲をそそります。リガトーニとはショートパスタで、スパゲティのように巻き取る必要も無く、マカロニよりも太いため、フォークで取りやすくとても食べやすかったとなる。キノコがほどよい塩っぱさを出しており、良いアクセントになっていました。

本品にはパルメザンチーズが付属しており、さらに塩っ気が欲しい人はトッピングとして利用すると、より自分好みの味にすることができる。パセリが上からかけられていますが、強い癖はなく、パセリが苦手な方でもおいしくいただけると思う。量は多すぎず、間食としても食べきれる量になっていました。

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そうこうしているうちに奄美空港へ到着した。こちらは機内でサービスをしてくださったキャビンアテンダントの皆様。

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空港ではバニラエアのスタッフが迎えてくれました。後ろの壁にある「いもーれ」とは、奄美大島の方言で「ようこそ」の意味。

搭乗している時間はあっという間。寝ていればすぐ、機内食を楽しんでいたり、友人と会話しているだけでもすぐに到着してしまうでしょう。都内から低価格のLCCで都会とは別世界の”南国”に行けるというのは、新しい旅の提案として非常に有力なものであると感じました。

(搭乗日:2014年8月28日)