「休暇中モバイルが手放せない国」は? Hotels.comが世界28カ国で調査

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オンラインホテル予約サイトのHotels.comが行った、世界28カ国を対象とした調査により、休暇中にモバイル端末を最も手放せないのは、タイ人旅行者であることが判明した。最もモバイル機器の有無を気にしないのは、インド人の20%だった。

タイ人旅行者の大多数である85%が、「大事なモバイル機器を持たずに休暇に出ることを考えるだけで冷や汗が出る」と回答。 休暇中にモバイル機器のスイッチを切ることが最も難しいお国柄であることが明らかになった。

ビザ緩和で来日するタイ人は増加しているが、Wi-Fi環境が必ずしも良いとはいえない日本では苦労しているのかもしれない。

2位になったのは韓国で78%が、「モバイル端末を持たずに休暇に出るのは困難だ」と回答。3位は日本で、同様の回答が69%だった。

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日本人の38%が、「休暇中にモバイル端末を長時間使い過ぎたことを帰宅後に後悔」しており、77%が「休暇中に仕事関係のメールをチェック」していたことも判明した。またその一方で、69%が休暇を利用して仕事のことを忘れようとしてる。

「ソーシャルメディアへのアクセスはどこにいてもとても重要である」と考える日本人は42%であることを考え合わせると、つい癖でアクセスしてしまう、チェックしないと不安などの習慣もあるようだ。

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また今回の調査では、日本人にとって重要な旅行のアイテムトップ10も明らかになった。

パスポートに次いで携帯電話・スマートフォンが2位にランクインし、改めて日本人にとってモバイル端末が重要度を増していることがわかる。調査回答の選択肢に現金やクレジットカードがあれば、また違った結果になったのかもしれない。

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「休暇中の体験を誇張する傾向が最も強い国」調査では、1位が中国人でその67%が、「帰宅後に家族や友人に嘘をつくことがある」と回答。僅差で2位につけたのは同回答64%のドイツ人、3位の韓国人は半数弱の48%が「他の人を感心させるために話を大きくすることがある」という結果になった。

日本人はオランダ人と同位の9位で36%が、「自分の旅行についてちょっとした嘘をつくことがある」と回答している。ソーシャルメディア時代の旅行は、どうしても良く見せようとしていまうのは、仕方がないのかもしれない。