
36枠の羽田空港国内線発着枠を持つスカイマーク=14年7月 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
 日本経済新聞によると、エアアジアはスカイマークの具体的な経営支援の検討を始めたほか、TOB(株式公開買い付け)も視野に金融機関との調整に入ったと報じています。エアバスにとってエアアジアはA320等を数多く発注する大口取引先でもあり、スカイマークに対するエアバスA380の巨額な違約金を減額するようエアバスに打診も始めたという。
 エアバスはスカイマークのA380の支払いが滞ったことから、7月下旬に同機の契約解除をスカイマークに通告しており、支払い義務のある違約金は700億円以上になるとみられます。