中部-札幌線が満席近い利用率 スカイマーク、7月実績

スカイマーク

2014年7月の輸送実績を発表したスカイマーク=14年7月 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 スカイマーク(SKY)は2014年7月の輸送実績を発表しました。全路線の提供座席数は前年比6.7%増の92万949席、総搭乗者数は去年よりも9.7%増加し66万6834人、座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年比2.8%増の74.4%でした。
 全路線のうち、最も利用率が高かったのは95.3%の中部-札幌線。次いで羽田-札幌線の利用率は90.9%と、札幌2路線が9割を超えています。そのほか、那覇発着の羽田・神戸・福岡・中部線は8割を超える利用率です。
 最も搭乗率が低かったのは、4月18日より運航を開始した24.3%の茨城-中部線でした。
 6月より全席グリーンシートのエアバスA330-300型機を導入した羽田-福岡線は利用率73.1%、4月に開設した羽田-米子線は就航以来初めて7割を超えて73.7%と、堅調に推移しています。一方、米子発着の成田線は30.9%、神戸線は37.3%、札幌線は42.6%、那覇線は43.5%と、羽田線以外は利用率の伸び悩みが続いています。