空の便、台風の影響で九州・沖縄方面の一部便欠航

航空各社の欠航情報はコチラ(10日11時現在)

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航空各社、台風の影響で九州・沖縄発着便に注意呼びかけ=14年8月 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 北上を続ける強い勢力の台風11号は、8月9日には九州に上陸する見込みで航空各社は欠航等の注意を呼び掛けています。
 日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは8時現在、8日の奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部空港を発着する便の欠航を決めたほか、与論・南大東・北大東空港発着の一部便を除き欠航が決定しています。また、台風11号の状況次第では、宮崎・鹿児島・那覇・久米島・種子島・屋久島空港発着便に欠航や遅延等の影響が出るおそれがあります。
 全日空(ANA)運航の沖縄那覇・宮古・石垣空港発着便は9時現在、台風の影響はなく通常運航の予定しており、8日以降は宮崎・鹿児島、高知・長崎空港発着便に影響が発生する可能性があります。
 スカイマーク(SKY)は8日9時現在、全路線で平常運航を予定しており、9日は鹿児島、長崎、福岡を発着する全便が天候調査の対象としています。
 スターフライヤー(SFJ)は、8月9日と10日の北九州-羽田線、福岡-羽田線、福岡-中部線の運航便に影響が出る可能性があるとしています。
 ソラシドエア(SNJ)は、8日運航の宮崎と鹿児島発着の便に遅延・欠航・他空港への着陸などの可能性があるとしています。
 フジドリームエアラインズ(FDA)は、福岡・熊本・鹿児島・高知を発着するすべての便に遅延等の影響が出る恐れがあります。
 バニラ・エア(VNL)は台風11号の影響により、8日に運航予定だった成田発奄美大島行きJW821便と奄美大島発成田行きJW822便を翌日の遅延運航に決定しています。その他の便は、通常通り運航しています。
 ピーチアビエーション(APJ)の沖縄方面発着便と関西-鹿児島線のMM199便とMM200便は、条件付きの運航となる可能性があります。