スカイマーク、成田からの撤退検討 米子・茨城など不採算路線も廃止か

スカイマーク(メイン)

スカイマークは、成田から撤退を行う方針で検討していることがわかった。複数メディアが伝えている。エアバスA380型機の就航を念頭に成田空港から国内線3路線を展開していたものの、LCCとの価格競争に発展し、閑散期を中心に収益力が低下していた。

同社は、急速な経営状況の悪化の影響で、不採算路線の撤退を行う方針。昨年12月に就航し、ハブとして活用していた米子や茨城でも、搭乗率が悪い一部路線から撤退を検討している模様だ。

6月から開始した、中型機エアバスA330型機の投入などの効果もあり、夏季繁忙期の予約状況は好調。前年比では予約率が約36%上回っている。さらに明日7日からは、国内線として初の無料インターネットサービスを一部機材から開始する。