東京・日暮里に大浴場のある「ゲストハウス WASABI 日暮里」がオープン 長距離深夜バスの平成エンタープライズが参入、3年で10館展開へ

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長距離深夜バスVIP LINER等を運行する観光・旅客運送事業者の平成エンタープライズが、主に外国人バックパッカー向けのゲストハウス業に参入する。日本では、バス運行会社が直営でゲストハウスをオープンさせるのは初めて。

オープンしたのは、「ゲストハウス WASABI 日暮里」で、JR常磐線の三河島駅から徒歩1分の立地で、JR山手線の日暮里と西日暮里へも徒歩で10分程度となる。三河島駅がある常磐快速線は、2015年春には上野東京ラインの開通が決定しており、東京駅や横浜方面にも乗り換えなしで行ける至便な路線となる予定。

石田支配人にお話を伺いました。

ーすでに、大阪の難波でも同様のゲストハウスを運営する方針とのことですが?
石田支配人(以下、敬称略)「はい、その予定です。2020年のオリンピックイヤーを見据えて、今後3年間でWASABIブランドのゲストハウスを戦略的な配置で10館まで増やす予定です。」

ー3年で10館のオープン予定は素晴らしいスピード感ですね。WASABIブランドの方向性を教えて下さい。
石田「もちろんどなた様でもお泊りいただけますが、主に海外から訪日された個人のお客様を想定しています。大浴場の風景画や部屋の内装を思い切った和風モダンに仕上げました。日本を感じながらゆっくりとご滞在いただければと思います。」

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料金は相部屋の男女別ドミトリーで2,800円、個室では4,800円からとなっている。和室は3名利用で1室9,000円。8月中はオープン記念プランとして、同社のバスと宿泊のパックを販売。バス料金+宿泊費ドミトリー500円で泊れるキャンペーンも実施する。

同ゲストハウスが特徴的なのは、男女共に大浴場が用意されていること。これは、ビジネスサウナだった地上3階地下1階建の物件を改装したため。ドリンクは、5種類のドリンクと味噌汁が無料サービスとなっている。

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