マレーシア航空機、高度1万メートルで撃墜 アムステルダム発のボーイング777型機

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オランダのアムステルダムからマレーシアのクアラルンプールに向かっていた、マレーシア航空17便(MH17)が、ウクライナ上空で墜落した。インタファクス通信などによると、高度1万メートル付近を飛行中に、地対空ミサイルで撃墜されたとしている。

現地時間17日午後0時14分にアムステルダムを出発したMH17便は、同18日午前6時10分にクアラルンプールに到着する予定だった。機材はボーイング777−200型機で、今年3月に墜落したマレーシア航空370便と同型機。

ロイター通信などの報道によると、乗員15名、乗客280名。全員が死亡したと見られている。

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ウクライナとロシア間では緊張が増しており、16日にはロシア軍機がウクライナ軍機を撃墜し、ロシア側はこれを否定している。また、同機が墜落したドネツク周辺は、ウクライナ政府軍と親ロシア派勢力との対立が激しい。

民間機が軍用機と誤認されて撃墜された可能性もあるが、通常、マレーシア航空機が通るルートとしては特に問題があるルートではない。詳しい状況はわかっていない。

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