「LCCだけど機長はケチではない 」 米・フロンティア航空機長が乗客160名分のピザを自腹で注文 

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アメリカのLCC、フロンティア航空の機長が、空港近くのピザ店に乗客全員分のピザを自腹で注文し、配布する珍事があった。FOXニュースなどが伝えた。

7月7日、ワシントン発デンバー行きのフロンティア航空719便は、ワシントンを午後7時40分に出発、デンバー周辺の悪天候のため、シャイアン空港に着陸して天候の回復を待っていた。機内には食料がなく、乗員乗客160人は蒸し暑い機内で待機していた。

そこで機長は、空港近くのピザ店に35枚のピザを注文。前代未聞の注文に、フル回転でピザを焼き、駐機している飛行機まで届けたという。

機内では、「フロンティア航空は、アメリカで最も安い格安航空会社の一つとして知られているが、決して機長はケチではない。たった今、ピザを注文した。」という放送が流れたという。

その後、シャイアン空港からデンバーに飛び立った同機は、約5時間遅れでデンバーに到着した。

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