羽田国際線増便で利用客2割増 ANA、14年4月の輸送実績

 ANAグループは2014年4月の輸送実績を発表しました。

ANA

3月30日、羽田空港で行われたバンクーバー線就航記念セレモニーの様子 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 国際線旅客数は前年比21.1%増の55万975人、座席利用率(ロードファクター・L/F)は同1.1%減の65.4%。方面別旅客輸送実績では、ホノルル線を含む北米方面が旅客数前年比31.1%増の11万6476人、ロードファクターは前年比3.6%減の64.5%、ヨーロッパ方面が同14.8%増の5万2494人、同4.3%減の61.0%、アジア方面が同19.2%増の38万2005人、同2.7%増の68.5%でした。

 3月30日より羽田発着の国際線を17路線23便へ大幅拡大したことで、期間中の旅客数は前年同月よりも9万6085人多い55万975人が利用しました。

 国内線旅客数は前年比1.6%増の278万8605人が利用し、ロードファクターは同1.2%増の55.6%。期間中、国内全路線で搭乗率が最も高かったのは86.5%の羽田-石垣線。次いで83.8%の中部-石垣線、79.5%の成田-伊丹線となっています。