JAL、機内サービスの情報共有に新システム導入 全社展開も検討

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ドリーム・アーツは、日本航空(JAL)が同社が提供する業務基盤システム「ひびきSm@rtDB(スマートDB)」を採用したと発表した。すでに4月より運用を開始している。

2011年よりグループ会社や海外支店を含めた約35,000名の情報共有基盤として、同社の企業情報ポータル型グループウェアINSUITE(インスイート)を活用しており、顧客サービスの品質向上と業務効率化の実現のため、インスイートと連携した新業務基盤であるスマートDBを導入した。これにより、運用、管理コストを削減したほか、従来はバラバラであったデータ形式の標準化ができることで、スムーズな情報共有が可能になる。

スマートDBは機内サービス部門が利用し、例えば機内食について利用者から受けたコメントなどを、搭乗している便の基本情報と一緒にデータベースへ登録する。これにより、機内食の品質管理の徹底や機内サービス品質の向上を図っていくとしている。

今後、利用者へのサービス対応状況を営業部門とも共有するなど、現場を支える基盤として全社展開を検討していくとしている。

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